山田せんべいの発祥origin

江戸時代から地元の名産として愛される

山田町が南部藩の領地だった頃、とある団子屋の老婆が枕元に立った不動明王から 「米粉、胡麻を混ぜて飢饉に備えよ」 とお告げがあった。 老婆は言われたままにうるち米を薄くのばして乾かし、せんべいとして売ったら大好評だったとか。以降、山田せんべいとして現在まで伝統の味を受け継いできたという。

また、三陸沿岸の山田町では保存食としても食される伝統菓子です。焼く工程がない「生せんべい」は、一枚一枚手作業で作られており、色や食感など一般的な「せんべい」とは異なります。製造日から3~4日まではそのままでお召し上がりいただくと、噛めば噛むほど半生の素朴な甘さとゴマの風味をお楽しみいただけます。

ご挨拶

平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
この度、株式会社ジョブ・パートナー(山田町飯岡)は川最(山田町山田 旧代表 川村芳宏)より製造業務譲渡を受け、代表商品の山田生せんべいを中心とした伝統菓子の製造を始めました。
併せて「菓子工房じょぶ」を山田町境田に開店し製造・販売を行います。工房では山田生せんべい、山田揚げせんべい、山田せんべい餅、山田ひゅうずなどの川最の定番商品はもちろん、東北初登場の大阪心斎橋の人気スイーツ「元祖アイスドッグ」を販売し、新しい味覚の提案と地域の活性に繋がる話題性を持った事業運営を目指しています。伝統菓子の文化を絶やさず、賑わいを創出し、地元住民には地元への愛着を、遠方の方には来町のきっかけを提案する事業と確信しております。また、最も重要な点として、当事業は「菓子工房じょぶ」内で就労継続支援利用者が商品を製造し、支援従業員が販売を行います。障がい者就労継続支援B型事業所であるジョブ・パートナー山田は、本事業を通じて労継続支援利用者の社会参加の機会の創出と支援を目標としております。今後とも、株式会社ジョブ・パートナー並びに「菓子工房じょぶ」をご愛顧いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

株式会社ジョブ・パートナー 代表取締役 佐々克考

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